人吉被災猫の捕獲1
21日の夜
スタッフにゃぶ子さんとのんちゃんと3人で
先発隊の千手さんや犬ねこみらいサポートさん
さくら会さんや地元のボランティアさんと合流するため
人吉の被災地へ向かいました
熊本から高速で1時間ちょっと
人吉インターを降りると
信じられない光景が広がっていました
被害に遭った地域の民家は1階が流され
筒抜けになっている信じられない光景を目の当たりにし
私たちは言葉を失いました
大洪水により流された大きな橋
夜を徹して改修工事が急ピッチで進んでいます
道に迷った私たちが不安でいっぱいのなか
唯一見つけた工事現場の職員さん
汗だくで丁寧にう回路を説明してくれた姿が忘れられません
現場に向かう途中
先発隊の千手さんから「いたよ!」ともらった写真
あーよく頑張ったね!
ちょっと遅れるけど行くからね!
飼い主を失ってもなお離れずに留まってくれているのも
近隣の方が数日おきに訪れ餌を与えてくれていたお陰です
私たちが到着するまでに1匹の黒猫が瀕死の状態で発見され
人吉保健所の職員さんが動物病院へ搬送してくれましたが
病院へ到着する前に息を引き取ったそうです...
暑さと孤独と不安と飢え...
どれだけ過酷な生活を強いられていたのかと思うと
胸が締め付けられる思いです
日が落ちるとともにいよいよ捕獲作戦が決行されました
捕獲器設置に備えて丸一日ご飯を与えなかったため
慣れている子はすぐに近づいてきたようです
この子はもう力尽きて動けなくなっていました
亡くなった飼い主さんのご自宅に捕獲機を10台ほど設置
犬ねこみらいサポートさんと千手さんが
テキパキとこなしていくのを
指示されるままお手伝い
私たちが到着した頃には捕獲第一弾が終わり
既に8匹無事に保護されていました
この後にもう1匹捕獲し9匹の捕獲成功
もういないかな?と解散しようとした矢先に
ボラさんが1匹うろついてるのを発見!
改めて捕獲器を設置して現場を離れ30分待ちましたが
残念ながら捕獲することが出来ませんでした
(この子は週明けの24日に無事に捕まえる事ができています)
この日の活動を終え
ご自宅から50mほど離れた電柱へと向かい
飼い主さんにご報告とご冥福をお祈りし
残る全ての猫たちを保護させてくださいと祈願しました
猫たちのためにわが身を捧げた飼い主さんの無念を晴らすため
屋根裏に上がれず流されてしまった猫たち
そして被害から私たちが知ることになるまでの1ヵ月の間に
命を落とした猫たちの分まで
奇跡的に救われた猫たちに新たな家族を見つけたいと切に願っています
どうかもう一度あの子たちの家族になってくれませんか
よく頑張ったねって沢山褒めて抱きしめてくれる家族を探しています
次の日記では捕獲した猫たちの紹介をさせて頂きます
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2020.08.29 | | ご協力下さい
