後悔
先月24日
菊地保健所から新たな命を預かりました
生後1ヵ月ほど
体重350gの小さな3きょうだい
2匹は元気で状態もよさそうだったのですが...
もう1匹が四肢を骨折しているということで
保健所が委託している動物病院でテーピングを施してありました
粘着力の高いテーピングだった為
かかりつけの初診でも剥がすのは相当な負担になるだろうと
そのままの状態でレントゲン検査を受けました
・左下腿骨の近位と真ん中の骨折
・右下腿骨の近位と遠位の骨折
・右手尺骨の骨折(写真なし)
とにかく3本の脚が酷く骨折しています
本当なら今すぐにでも手術をしてあげたいけれど
このまま食事をしっかり食べさせて体調を整えて数日後のオペを目標に
のんちゃんに預かってもらいました
つけてもらった名前は生(せい)
生きながらえて欲しいという願いを込めて…
きょうだいと一緒にしておくのは今は我慢
元気な2匹はココママさんに預かってもらい
強と心という名前がついています
実はその2日後
生の驚くべき事実が判明します
のんちゃんから「後ろ足から膿のようなものが出て腫れている」と
すぐに病院へ行ってもらい
痛がる生をなだめつつテーピングを剥がしてみると…
腫れていた右の後肢は単なる複雑骨折ではなく
開放骨折だったことが分かりました
こんなことになってるって分かっていたのなら
初期検診ですぐにテープを外して手当てができたのに…
テーピングが直接巻いてある状態を見たら
私たちはもちろん先生も外傷があるとは頭をかすりもしませんでした・涙
痛みをこらえ涙でいっぱいになった生くん
抗生剤を飲ませて毎日の洗浄
ご飯の進みが悪くなってしまったので
ふやかしフードとちゅーるで必死で食べさせます・涙
29日
ミルク以外のご飯を受け付けなくなり
血色も悪くなったように思い休診だけど無理をお願いし
そのまま静脈点滴をとりICUに入りました
そしてその翌日の朝
生は帰らぬ猫となりました…
敗血症を起こしていました
手を打つのが遅すぎた…
あの時すぐにテーピングを外しておけば助かったかもしれない
生に申し訳ないことしてしまった…
命を繋ぐためにボラへ参加してくれるスタッフの
温かく真っ直ぐな想いが叶わない時の悲しみと苦しみは
何度経験しても乗り越えられるものではありません
生の存在を無駄にしてはいけない
今後の引き取りの際はさらに気を引き締めて
だろうで判断せずにしっかりと引き継ぎ確認すること
あり得ない範囲まで想像力を広げ
丁寧に確認していくこと
保健所の担当職員さんにも生の事を伝え
今後は再発防止のため保健所からかかる病院からの聞き取りと
引き受ける団体へ引き継ぎできるようより一層気をつけてもらうことになりました
生の命の分まで
これからは小さなきょうだいが幸せを掴み取ります
左は真黒な女の子→心(こころ)ちゃん
右の白黒おかっぱ男の子→強(きょう)くん
毎日楽しく社会化真っ最中
できれば2匹一緒に迎えてくれる飼い主さんを大募集中です
(5月末のワクチン接種後のトライアルとなります)
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■チームにゃわんで物資が不足しています
・ロイヤルカナン「腎臓サポート」ドライ
・ロイヤルカナン「キトン」ドライ10kg/4kg/2kg
・ヒルズ「k/d」ドライ
※フードはすべて猫用です
・ユニ・チャーム「デオシート ワイドサイズ」
送り先住所をお知らせしますので
メールフォームよりご連絡をお待ちしています
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