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県センター猫の避妊手術

熊本県動物愛護センターの猫たちへ避妊去勢手術の必要性について
知事への直行便へご協力いただきありがとうございました

ちょうど市のセンターの犬の危機が重なったため
同時進行していた状況をご報告できないままになっていましたが
県との話し合いの場を持つこともでき
また一歩前進することが叶いました

みなさまのご協力本当にありがとうございました

まずは県が実施する猫たちの避妊去勢手術実施スケジュールにあわせ
一刻も早く安全に進めるべく未手術18匹中
・体調に不安のある4匹
・使用放棄した飼い主が手術済みと申告した5匹
を一時保護し3月に手術を行っています

日々なかなかPCの前にじっくり座れない私を見かね
スタッフが報告をまとめてくれました

2019040901 
2019040902 
3/19〜20にかけて、チームにゃわんで県のセンター猫9匹に不妊手術を行いました。

19日はのんちゃんが朝からカンパチ、マグロ2匹を
県センターからかかりつけ病院まで搬送。
この2匹は、多頭飼養により近親交配により生まれたと思われる子達で
身体つきも小柄だったり体調の心配な猫なので血液検査などもお願いしました。

2匹には歯石が酷いので抜歯、歯石とりが必要と診断を受けています。
(その日は不妊手術のみ実施)

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翌日20日は、サンマ、よっちゃん、星、サン、米、ミモザ、ミントの7匹を搬送。
うち、サンは新しい傷あとがあったため開腹していませんが
「避妊済み」と報告を受けていた米、ミモザ、ミント、星の4匹については
子宮も卵巣も残っていたため摘出してもらいました

また、重篤な口内炎によりステロイドを服用していたよっちゃんについて
術後の回復に影響するため、あらかじめステロイドの一時中止を県へ要請していたのですが
県のかかりつけ医の指示がない限り中止または減薬することは出来ないという
理解しがたい回答を貫かれ、それでも投薬が続いたため
よっちゃんの体調を最優先し20日から10日間チームのかかりつけ病院で預かってもらい
半年間投与し続けられているステロイドを断つためにも避妊手術と一緒に
残っている数本の歯を抜歯してもらいました
その後の様子はスタッフも観察していきます

20日の夕方に県センターへ返還の為、引取りした猫はよっちゃんを除く8匹。
ちありママが県センターへ返還してくれる事を引き受けてくれて一安心!
と安心していたのもつかの間、車に乗りきらないというハプニングも。
結果、パズル形式でどうにか車に8匹のキャリーが積むことができ
無事にセンターへ返還しています。

その後、22日にカンパチとマグロの術後の容体が悪いとセンターからの報告を受け
サンマの軟便もあるとの事で3/23に3匹再診し
2日ほどかかりつけ病院に入院して様子見して頂いてましたが
その後問題なくセンターへ返還しています。

今月4日のセンター訪問では、県主体での不妊手術も実施済みだったようで
あれだけ発情で叫んでいたサケやウナギなども静かで落ち着きを取り戻していました。

今回、同じ多頭飼養飼い主から持ち込まれたオス猫達は去勢してあり、メスはしてなかった
別の多頭飼養飼い主からの猫たちは手術をしてる子としてないコとが混在。
星、サン、山は同飼い主の持ち込みでサン♀だけが不妊され、
星♀、山♂は不妊されてなかった事が判明。
そのまま元飼い主宅にいたらさらに増えてたはず・・
ホント、いったい何を考えてるの???
元飼い主には疑問符しかありません。。。

可哀想と思ったり、可愛くて猫好きで..と飼ったはいいが、
不妊をしないばかりに増えて多頭飼育崩壊に至る典型的な状態が、
この子達をセンターのこの狭いゲージ内閉じ込める形になっています。

こうした無責任な元飼い主の為に、私たちの税金が使われ、
センターの職員さん、動物病院、ボランティアの面々が日々時間を削り
翻弄されています。

県には100以上の犬たちも沢山いて、犬と猫を飼ってる私にとって、
家族として過ごしてきたこの子達を捨てる、センターへ送る、
その感覚は全くわかりません。

どうしても飼えなくなるのなら、新しい飼い主を見つける努力は最低限の飼い主の義務。

どうかご自身で最後の最後まで犬や猫のお世話をして下さい、
それが出来ない人は犬や猫を飼わないでほしい、と切に思っています。


2019040904 
サンマは生まれつきと思われる左目の障害と結膜の癒着があり
避妊手術の際に角膜から瞬膜の癒着を剥がす処置を受けましたが
予後の回復がみられないことと職員さんの手もしっかり行き届かない限界を考慮し
左目の眼球摘出と縫合手術を受けました

術後の経過は職員さんと連絡を取りながら注意していきます

3月は犬の緊急レスキューや県の猫たち8匹の避妊手術
そして犬のテイジーのホテル費用と11日には後肢の手術を受ける予定で
実際に手術を受けることができたなら(現地の病院で再診察後に決定)
2日後の13日の退院予定日に支払いをしなければいけません

改めてみなさまへ
熊本の犬や猫たちのため支援金へのご協力をよろしくお願いします

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■チームにゃわんで物資が不足しています

・ロイカナ「phコントロール オルファクトリー」(ドライ)
・ロイカナ「インドア7+」(ドライ)
・ロイカナ「腎臓サポート」(ドライ)
・ロイカナ「エイジングケア ステージⅠ」(ドライ)
・ロイカナ「セレクトプロテイン ダック&ライス」(ドライ)
・ロイカナ「メールケア」(ドライ)
・ヒルズ「i/d」(ドライ)
・82円切手
・官製はがき
※フードは全て猫用です

送り先住所をお知らせしますので
メールフォームよりご連絡をお待ちしています

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テーマ:里親募集 - ジャンル:ペット

2019.04.09 | | 熊本県動物管理センター

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プロフィール

にゃわん

Author:にゃわん
主に熊本市動物愛護センターに収容されて処分を待つ猫たちをレスキューし、新しい家族への橋渡しをしています。レスキューするにゃわん、不幸な猫達を預かりケガや病気の治療をしてくださる一時預かりさん、支援金や支援物資で後方支援してくださる方々、そして安住の地として迎えてくれる新しい飼主さん。はかない命をみんなで繋げようとする素晴らしい命のリレーをご紹介していきたいと思います。

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