苦しい選択
18日に市のセンターへ収容された生後2カ月ほどのマルハちゃん♀
後肢麻痺のため翌日かかりつけ動物病院を受診してもらいました
残念ながら下半身麻痺
レントゲン検査でははっきりとした損傷個所は見当たりませんでしたが
恐らく胸椎にダメージを受けているのだろうとのこと
治療の手立てがないことと当団体での保護が難しいため
市のセンターへこのまま返還してしまいました
辛い辛い選択です
同じ日には推定生後2ヵ月ほどのニチロ♀も受診してもらいました
かかとの骨に脱臼箇所がありましたが
酷い肺炎を患っている事がわかりました
かかとの脱臼よりも肺炎の治療が最優先ということになり
本当はチームでこのまま引き取りたかったのですが
医療費の不安はもちろんのこと入院室も満床でしたので
ICUの設備を持つ同センターへ返還する決断をしました
辛い辛い選択でした
そして不安は的中
翌日にニチロちゃんは亡くなりました
命を繋ぎたいと頑張っているはずなのに
苦しむ子達を引き取らない選択をせざるを得ない現実
後悔と無力感に襲われ逃げ出したい気持ちになります
ニチロちゃんごめんね…
現在かかりつけ病院に入院しているウィンク君
保護から2週間以上が経ちようやく貧血も改善してきたため
明日(31日)には骨盤骨折の手術を受けられる予定です
高い声で鳴いてくれるオッドアイのイケメン
残念ながら下半身は麻痺していますが
オシッコはまとめて出してくれるそうなので
圧迫排泄しないと尿毒症になる心配はなさそうですね
推定年齢1,2歳と若く猫エイズ・白血病ともに陰性
現在までにウィンクにはお声がかかっていません
明日の術後には同センターへ返還します
その前に新しい家族がどうか見つかりますように
同じく入院中のトミー君
彼もまだ1歳になったばかりと思えるほど若い男の子です
28日には骨盤骨折の手術を受けました
骨盤腔が狭いままなのと仙腸関節も脱臼しているため
明日にも再手術を受ける予定になっています
不安そうな表情が切ない…涙
威嚇する事もなく撫でさせてくれるお利口さんです
トミーにもまだ新しい家族が決まっていません
手術の経過が良ければウィンク同様に今週末にも退院となり
市のセンターへ返還することになります
当団体では約70匹の保護猫のうちほぼ半数はハンデを持っています
負傷や病気に苦しむ子達を私たちだけでは到底受け止めきれません
辛い過去を乗り越えて幸せというゴールを目指す猫たちに
生きるチャンスを与えてください
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