歩とノインの卒業
チームにゃわんでは70匹ほどの猫を保護していますが
その半数以上はハンデという個性を持つ子たちが占めています
健常な子に比べなかなかご縁がないことには焦りを感じることもありますが
根気よく待ち続ければ必ずチャンスの神様が降臨する
今回もそれを証明してくれた2匹をご紹介します
10月23日にチームで6年間過ごした子が東京へと巣立ちました
※左は治療のセカンドオピニオンを受けるため一緒に飛んだノイン
のんちゃんに預かって育ててもらった下半身麻痺の歩
ロングドライブと初めての飛行機体験でかなり緊張ぎみ
新しいご家族Mさん一家はご夫婦とお母様と次男さんの4人
離れて暮らす長男さんも歩に会いたいと待っていてくれました
実は歩の譲渡が決まっていたのは8月上旬のことでした
コロナ渦真っただ中で蔓防の期間中でもありましたので
落ち着くまで心待ちにしてくださっていました
それでも用心に用心を重ね
今回は玄関スペースで引継ぎと譲渡契約書を交わしています
※入念な面談を重ねおうちの様子は動画と写真で事前に拝見させて頂きました
下半身麻痺の猫のお世話は初体験ながら
7年前まで家族だったワンちゃん(ラブラドール)を1年介護した経験をお持ちで
排泄の介助も経験されています
刺激でも出る子なので
ケアの方法はかかりつけの先生に相談しながら
歩にとっていい方法を探していってくれることになりました
新しい飼い主さんから頂いたトライアルの様子
想像以上に猫先輩に馴染むのも早く
先住猫ちゃん2匹とも寛大で優しく接してくれているようです^^
卒業から1ヵ月ちょっとが経ちました
今も問題なく幸せな日々を過ごせてるかな…
のんちゃんちで過ごした6年間
沢山の後輩を送り出してきた歩にも
ようやく幸せの順番が巡っています
信じてよかった
のんちゃんもよかったね
そして今月19日に仕事を終えてそのまま熊本駅に向かい
新大阪行きの新幹線に飛び乗りました
翌朝は朝早い新幹線で東京へ移動しなきゃいけないので
そのまま新大阪駅近くのホテルに宿泊
翌朝新大阪駅で待っていたのは
FIP疑いでお騒がせしてしまったノイン君
一時的に預かってくれていたくすめっとさんからバトンタッチして
東京行の新幹線に再び乗車しました
10月末には飛行機で東京に飛んで
新幹線で大阪に移動して
はたまた新幹線で東京へ
行ったり来たり遠回りしたけど今度こそゴールまっしぐらです!
そんな苦労続きのノインを待っててくれたのは
東京都にお住いのYさん夫婦
先住猫ちゃんは全盲のこと君
ボラ団体さんから一時預かりの保護猫こま君
下半身麻痺先輩のレオ君
麻痺の子のお世話をされているので
引継ぎもスムーズでしたし
今後のお世話についても安心して託すことができました
ノイン君は新しい名前がふー(ふく)ちゃんになりました
こと先輩の優しさに助けられたようで
新しい生活にもすぐに馴染んだようで安心しています
早くもリビングの中心でくつろぐふーちゃん?笑
保護した時よりずっと表情もよくなっています
ふーちゃんの命が繋がったのも
沢山のボランティア仲間に助けられたからこそ
人と人の繋がりは宝物です
ふーちゃんこれからは我慢せずにいっぱい甘えて
時々はわがまましたりいたずらしてパパとママを困らせてもいいんだよ^^
ずっとずっと幸せにね
----------------------------------------------------------
あどに飼い主さんを探しています!
----------------------------------------------------------
市のセンターの収容がキャパオーバーです
皆様のご協力を宜しくお願いします!
-----------------------------------------------------------
▲ランキング参加中!応援クリック宜しくお願いします!▲
2021.11.29 | | 飼主さん決まりました
